このページでは、テスラモデル3に乗ってから便利と思える機能を載せていこうかと思います。こうしてみると一度「テスラ」に乗ると普通の車に乗るのが億劫になります。ほぼオートなんですよね・・・。
目次【色々な機能】
オートパイロット
AP(2019.36.2.4)
高速道路の走行はジャンクションやSAへの移動以外は全てAPで行えます。
車線変更もバイクや車を検知して、無理な変更はしないことを確認しました。特にバイクの無秩序な車線変更や状況を見ない車の車線変更の妨害も認識して回避するので安全率は高いです。
ただ、割り込みで何度か解除したケースがありました。通常の車間で割り込んでくる車は減速回避しますが、車間感覚のない車が割り込んでくるケース(横とか車の車間がかぶっている状態から割り込んでくる)の回避がおそらく緊急回避になるのでは?ということで、運転者が我慢できずにブレーキを踏んだケースがありました。APに問題があるわけではなく、強引な割り込みをしてくるドライバーの能力の問題な気がします。当然相手も自動運転であれば発生しないので、ここは緊急回避で良い気がしますが、APが動作するまでには、時間がかかることを理解しておくと良いかともいます。
AP(2020.8.3)
バージョンアップしてからAPがだいぶ進化しました。
前回のバージョンアップでは、急な割込みに対処できない感じでしたが、今回のバージョンで賢くなり、減速して譲るようになりました。これで一般道でも安心してAPに任せられます。
ただ、まだ改善の余地がるのは舵角制限に対する挙動です。前バージョンでは曲がれないところでは解除されましたが今回のバージョンでは解除されずに減速して曲がってくれます。ここまではよいのですが、問題は曲がれないと判断してから減速するので結構車線はみ出したり危険です。この改善があればほぼ合格です。日本の規制もあるでしょうが、私は幹線道路が完全自動(右折、左折は除く)で十分ですので、前述の問題と信号で停止するということさえできればAPとしてはまず十分な出来でしょう。
制限速度が法定速度以下に設定される事があるについては、二つの方法で回避できますがナビを改良して対応してくれればよいかと思います。
一つは、アクセルを軽く踏んで速度を上げる。もう一つはオフセットで+10で設定しておくで回避できます。
AP(2020.12.11.1)
このバージョンでもリリースノートに記載されていないので実際は体感の世界になりますが、カーブでの減速で車線を逸脱することはなくなった感じがします。ただ、80キロで40キロで曲がるカーブに行ったことはなく80キロで60キロで曲がれるくらいのカーブであればカーブ進入時は早く感じますが減速して車線をはみ出さずに曲がれました。加速減速も結構緩やかになった気はしますがこれも体感の世界です。車線変更の出来はどんどん自分のタイミングに近くなっている気はします。(当然、車線変更先に車がいなければですが。)たまに車線変更をすると詰めてくる素敵な方がいます。人間のオペレートであれば強引に攻めますがAPは車線が赤く変わりもとに戻ります。安全性は高いと思います。
ナビゲーション
ナビ(JP-2018.34-1454)
テスラのナビは更新が古く納車時点の2019.12.19時点では一年前のナビでした。幹線道路より細い道を距離優先で選択するため、結構危ない道を案内されることが多いので、必ず、目的地付近を確認してから通るようにしていました。
幹線道路では、環状七号線が50キロ規制のところを40キロ規制となっており、APにすると流れに乗れないことが多々あり、オフセットを利用しても+10が限界となっています。
また、交差点や立体交差では、ほかの道の速度を読んでしまい急に減速するなど結構気を付ける必要があります。
音声コマンドでの場所の認識制度は非常に高く、BMWのナビよりは確実に認識してくれます。(トヨタは論外なほど認識精度は悪いです。)
日本語の翻訳がおかしいのか案内の音声では地名をよく間違えます。
ナビ(JP-2020.20-12010)
二年ぶりとなるナビゲーションマップの更新です。このマップはテスラ製とのことでNoAやSmartサモン、信号機停止など、最新の機能に対応しているとのことです。
ただ、日本で許可されるかはわかりません。
今まで認識されなかったスマートICが認識されるようになりました。
また、速度規制も正しくなっており、確実に制限速度まで出るようになっています。
立体交差や交差点でも正しい速度表示されています。
日本語の翻訳がおかしいのは修正されませんでした。
地下は相変わらず認識できないようで、ずれます。地下対応はしないといわんばかりにずれます。これは直してもらいたいですが、アメリカは地下高速とかないのかしら。
スーパーチャージャ
SC(スーパーチャージャ)
テスラモデル3の機能とは関係ありませんが、だいたい30分から40分で終了するので休み時間が少なく感じる場合も多々あります。300キロ近く走った後に休憩するのはどのくらいの時間かを測定したことはありませんでしたので、いい機会と思い色々調べてみましたが、食事、トイレ、散策をすると30分はゆうに超えていました。また、一人や二人で移動しているときはチャージ時間内に戻れますが、子連れや老人と一緒だと実は時間的な猶予はない気がしました。そういう時は、ドライバーだけ車移動が発生するので、そういう調整が必要ということですね。
あと、チャージ終了後5分経ったらペナルティーがあるのは大歓迎です。テスラアプリはチャージ終了10分前に通知が来るので、5分以内に移動する事は可能です。従って、個人的には煩わしくも思いますが、必要な機能と思います。
スマートエントリー
スマートエントリー(2019.36.2.4)
ブレーキを踏むと、自分のドライビングポジションにシートやハンドル、ミラーが変更される機能。これ最高です。BMWにもありました(3シリーズはシートだけ)が、この機能の優れたポイントはハンドルも変わることや走り終わった後の降車時にあります。シートベルトを外したりするとあらかじめ設定した、降車時の位置にシートとハンドルが移動します。つまり、ハンドルが下りるときに邪魔にならない位置に上がった状態にしておくとシートは下がり、ハンドルは上がるということになります。前に乗った人が狭い位置にポジションを付けると、背の高い人はきつい思いをするか、シート移動を待たないといけないのですが、この機能のおかげで、広い位置から体に合わせたシート位置になるので、便利です。
ワンペダル
回生ブレーキ(ワンペダル)(2019.36.2.4)
ワンペダルドライブ。最初の特許がどのメーカからかは、ここでは記載しませんが、アクセルワークだけで急な坂道も確実に止まります。2速へ入れるという作業が不要になり急な坂道を降りるのも楽になりました。また、同乗者からは車間を開けて減速するので余計なストレスが発生しないことも確認しました。ただ、どの機能もそうですが、自称うまいドライバーの急な割り込みに対しては、APが自動ブレーキを踏んだりするので結構イラつきます。まぁこの自称な人たちは別世界の人々なのでかかわらないようにすればよいのですが。
この機能がついてからブレーキを踏む動作が本当に緊急時のみとなったので、本来のブレーキとしての役割分担ができたのではないでしょうか。
これだけで電気自動車以外には乗れない体になりそうです。
オートアッパー
オートアッパー機能(2019.36.2.4)
ライトのアッパーが自動というのは初の車でした。対向車が来た場合や、明るめの道路の場合反応しません。通常ライトだと見にくいと感じたときに勝手にアッパーになります。この機能は山道もそうですが、使いやすく対向車に迷惑をかけずにアッパーになるので良い感じの機能です。
オートライト
オートライト(2019.36.2.4)
意外と早めに点灯するので曇りの日には日中でも付きます。
この機能は、BMWにもついていますが、点灯までが遅く自分でオンにすることが多かったのですが、モデル3は結構早めにつくのでここは完全にオートになりました。トンネル内の反応も早いので自分でつけるのをすでに忘れています。
今後ライトをつけるという行為はなくなるのでしょう。
電動
電動
これは基本的な機能ですが、そもそも内燃機関のエンジンの振動やにおいが大嫌い(どこぞの国産メーカの社長とは反対の考えです。)なので電動の静かなモータや無振動の動力は最高です。車は移動手段であってわざわざノイズ(エンジン音)や振動があり疲れるものに乗りたいとはとてもじゃないけど思いません。考え方は人それぞれですが、内燃機関の爆音や振動が好きな人の方が少ないのではないでしょうか。嗜好の世界は除きます(フェラーリの音とかエンジンとか)と言いたいところですが、すでに、フェラーリやマクラーレンですら電動化の流れに合わせてきています。どこぞの国のメーカの社長は時代に即さないのでしょう。
ワイパーウォッシャー
ワイパーウォッシャー
これ衝撃を受けました。ウォッシャー液はフロントの付け根からフロントガラスに噴き出すものだと固定観念バリバリの考えでいましたが、ワイパーからウォッシャー液がでるので、視界が邪魔されずにフロントガラスがきれいになります。斬新だなぁと思いました。
スマホキー、自動ロック
スマホキー、自動ロック
スマホをキー登録すると近づくだけでロックが解除され、離れるとロックされます。この機能普通にキーを持っていればロック解除は当たり前に作動しますが、自動ロックは初めてなので、結構素敵な機能です。車のロックをかけたか忘れて何度となく身に戻る・・・。その手間が無くなりました。離れるとロックされますし、スマホのアプリからステータスの確認ができます。
これで、車を鍵で開ける観点がなくなり、スマホを持っていれば後はオートですね。家の鍵と同じになりました。昔は鍵をなくして・・・大変ながもはやなくなってしまうのでしょう。
ドライブレコーダ
ドライブレコーダ
普通の車にオプションでつければありますが、テスラの場合は、4つのカメラの記録を取ってくれます。フロント、左右のサイド、後方。前後左右の記録があるので走行データとしては面白いです。
機能的には一時間データを保存して、セーブボタンを押すと押した時間の前10分を記録してくれます。一時間のデータは古いデータから上書きされるので最新の一時間分のデータが記録されています。回収タイミングにもよりますが、一週間くらいで100Gくらいでした。
何点か注意があり、記録媒体を外すときは録画モードを解除(録画ボタン長押しでRECマークはなくなる状態)して外すだけではだめで、RECマークが解除されてから数分は待った方がよいです。すぐに外すとデータが破損していることがあったため、解除してから数分待ってからはずしたらこの問題はなくなりました。
セントリーモード
セントリーモード
こいつはドライブレコーダの機能を流用したモードで、駐車中に不審者が近づくと反応した時点から前後の時間分のデータを保存してくれます。ただ、このセントリー機能は最初やらかしたのが、機械式立体駐車場。機械式立体駐車場では機能を切らないと振動で警告モードに変わって大暴れしているみたいです。
※スマホから切れるので機械式にいれたらスマホで解除しましょう。
セントリーモード(2020.12.11.1)
このバージョンからビューアが搭載されました。おかげでセントリーで撮影した内容や、何かあったときに保存した内容が車で見られれるので警察も現場確認が行いやすくなったようで見せればすぐに現場検証を行ってくれるくらい便利なものとなりました。