生活の水準に合わせて、生命保険は役割があるはずですが、保険を売る側は全くそんなことはお構いなしにノルマ達成のみを考えて売買しています。
私の場合、起業したての頃は万が一自分の身に何かあったときに家族に何か残すための保険でしたが、事業がある程度軌道にのり、死んだところでその保険が必要ないケースになったので、老後の貯金という意味で年金的な保険を去年入りました。そして、今年、年金としての保険ではなく今までの生命保険はその役割を終えたので、資産価値も低いので解約しようとしたら、「1年もたたないうちに他の保険を解約されると社内で問題になります。あと5カ月続けてもらえないでしょうか?」と言われて最初意味が解らず、理由を上司に報告しないといけないのです。と。その説明は役割を終えたから解約したいと伝えたのに上司が納得する理由をよこせと。この担当者の方は今ままでかなり寄り添っていただいていたので、年金の保険を新たに契約したのに、それが原因で解約できない?意味が不明です。つまり、保険会社はノルマ達成だけを考えて、とにかく顧客から契約を増やすことしか考えていないという事を包み隠さずに始めたという事でしょうか。いままでは、商品性で資産価値はないけど、いざというときには必要ですてきでしたが、いざ解約する段になると暴れ始める。
保険会社内のルールや規則は、顧客には全く関係ありません。それを押し付けてくることがすでに保険会社が保険のノルマと実績だけを考えいて顧客の事は一切考えていないという事を証明しているようなものです。
当然ですが、すべての保険を解約するという事にしました。返戻金の金額も元本割れしますが、損切覚悟です。当然ながら社内のルール云々始まって、支払いもしない可能性が高いと思いました。今は若いので判断力がありますが、高齢者になってから騙される可能性が高くなることを考えると、昔から言われているようにリスクが怖いなら民間保険をかけてもいいですが、そのリスクが気にならないなら民間保険は投資としてはクズ商品とはよく言ったものでした。そういったリスクを民間保険ははらんでいるという事を思いました。